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緑の植物

気管食道科

食べ物による異物

よく知られているのは魚の骨です。大人から子供まで起こりますが、小骨の場合気づかずに飲み込んでしまい、のどに引っかかることがあります。よく見られるのは口蓋扁桃(一般的に「扁桃腺」と呼ばれる部分)です。その他にも、舌根扁桃という舌の奥の部分や、下咽頭という食道の手前ののどの部分に引っかかることがあり、痛みが出ます。とくに飲み込むときに痛みを覚えるのが特徴です。

焼き鮭2匹

食べ物以外の異物

入れ歯や歯の詰め物といった歯に関連するものも見られます。歯科治療中に歯科材料がのどに落ち込んで異物となることもあります。そのほか、見られる代表的なものは薬です。

シニア 食事 夫婦 食卓

予防

いずれも大きな問題を引き起こす可能性がありますが、それぞれについて予防することは可能です。魚の骨や肉塊を含めて、よく噛んでから飲み込むことが大切です。お子さんがいるおうちでは、床などにお金や小さなおもちゃなどを散らかさないように注意しましょう。お年寄りの場合、普段飲んでいる薬があれば、同じ薬を持参いただくと診断の参考になります。入れ歯が無くなったと思ったら実は飲み込んでいたということもありますので、入れ歯が残っていないかの確認も行います。

家族5人で食事
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